くやしい国民年金の思い出

 確定申告や年末調整の際、「(20歳以上の)子供さんの国民年金保険料は、ご両親が負担されていませんか?」とお聞きするよう、所長に言われています。

 平成21年度の国民年金保険料の月額は14,660円!学生さんが負担するには、なかなか厳しい金額です。
 私の学生時代はこんなに高額ではありませんでしたが、負担がきつかったのは変わりません。アルバイトができない時期は、親に頭を下げて納付をしてもらいました。

 親に納付をしてもらった場合は、親の所得税の計算をする際、その金額を「社会保険料控除」として所得から差し引くことができます。
 それで、所長が「必ず聞いて」と言うわけですが、学生時代の私にはこのような知識はなく、当然親の所得から控除することはありませんでした。く、くやしい!
 (納付猶予などを受けたら良かったのに、と言われてしまえばそれまでですが・・・)

 控除を受けるためには控除証明書が必要ですので、その点はご注意下さい。