2011-08-17 「かばん屋の相続」 読書 京都の某老舗かばん店の相続問題に着想を得たと思しき作品です。事実の記録ではなく、ほぼフィクションで、「謎」の解明が見事な短編です。 著者は、「下町ロケット」で直木賞を受賞された池井戸潤さん。 「相続」という題名がついていますが、銀行小説と言った方が良さそうな内容で、金融機関の裏側を垣間見ることができるという意味でも、興味深いと思います。 かばん屋の相続 (文春文庫)作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/04/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 117回この商品を含むブログ (30件) を見る