日本公庫の中間決算

 かつて「コッキン」と呼ばれていた「国民生活金融公庫」ですが、「日本政策金融公庫(略称:日本公庫)」に変わり、なかなかなじめなかった私も、最近ようやくこの名称に慣れました。

 その日本公庫の中間決算が、今日発表になりました。

 中小企業の業績が悪化し、銀行からの借入金を返済できなくなったときは、「信用保証協会」がその肩代わりをします。
 それをさらに肩代わりする役割が日本公庫にはあります。

 この部分の費用が大きくかさみ、今回の中間決算は、5,762億円の赤字(ニュースはこちら)。これ以外の事業についても、一部を除いてあまり思わしくないようです。

 中小企業や個人事業者の方にとって、日本公庫はなくてはならない金融機関です。
 大変な状況だとは思いますが、本決算のときは少しでも好転して欲しいと思います。