税収増とは言っても

 2009年度の税収が、補正予算時点での見積額を4年ぶりに上回ったとのことです(ニュースはこちら)。
 しかし、これは諸手をあげて喜べるものではなく、「過去が余りに悪過ぎた」というのが真相のようです。

 消費税率を上げれば税収増は明らかですが、JR東海の山田佳臣社長が興味深い発言をされています。

 今日から、一部の高速道路で無料化が開始されました。山田社長は、無料化による鉄道利用者の減少と関連会社の業績悪化の可能性を示唆するとともに、「無料化」と「消費税率上げ」の間に矛盾はないのか?と疑問を呈しておられます(詳しくはこちら)。

 大企業のトップがこのような問題提起をされることは歓迎すべきことであり、「一言物申したい」というお気持ちが伝わってくるご発言だと思いました。