給与所得者に増税?

 サラリーマンの方が自分の所得税の計算をするときは、原則として「必要経費」が認められません。ただ、仕事にしか使えないスーツやビジネスシューズを買うことがあるので、「サラリーマンの必要経費」として「給与所得控除」というものが認められています。

 この給与所得控除は、以前から「ちょっと気前が良過ぎじゃない?」という意見も多く、見直しが何度も取りざたされてきました。
 そして、とうとう来年度の税制改正大綱で、この件が盛り込まれそうな雲行きになってきました(ニュースはこちらですが、もう少し詳細を知りたいところ。分かり次第、ご報告致します)。
 但し、重課の対象となるのは、今のところ年収2,000万円超の方とのこと(未確定です)。しかし、いったん手を付けられてしまうと、おいおいその金額が低くなりそうな気がしますが、どうでしょうか?