社会保険料は重い

 政府は、社会保険の適用対象者を拡大する方針をかためつつあるそうです。

 「非正規労働者への社会保障拡大」と言うと聞こえはいいですが、保険料の負担が、家計と企業の資金繰りを圧迫しそうな気もしますが、どうでしょうか?

 法人は、原則として社会保険に加入しなければなりませんが、保険料の負担が難しいという理由で、加入していない企業は2割とも3割とも言われています。
 このような話しを聞くと、やみくもに拡大方針を推進するのもどうなのか・・・と考えてしまいます。

 適用対象者が拡大されることで確かに利点はあるのでしょうが、「会社の経費が増える」ということを考えると、税理士事務所としては、頭の痛い問題です。