印紙漏れの確認

 経費の領収書をチェックをするときは、印紙漏れがないかも注意して見ます。

 「金30,000円也」の領収書に、200円の印紙は必要でしょうか?
 答えは、「必要なときと、必要でないときがある」です。これは、領収書の表示方法に左右されます。
 30,000円は、「28,572円+消費税1,428円」から成っています。この内訳が領収書に記載されていれば、税抜金額(28,572円部分です)が30,000円未満であるとはっきり分かるので、印紙を貼る必要はありません。
 しかし、この内訳が書かれていないと、30,000円以上であると判断され、印紙が必要となります(国税庁HPの説明はこちら)。

 これは平成16年の総額(消費税込みの金額)表示義務づけから始まったことなのですが、以前と比べると、チェックのときにかなり注意力を要します。