財務省が、各省庁が提出した税制改正の要望を発表しました。結果は、減税要望が増税要望を大幅に上回るというもの（ニュースはこちら）。
例えば、「法人税率を下げたい」というような減税の要望を出すなら、その減税額に相当するだけの増税の要望もあわせて出すべきなのですが、それが守られず、減税要望ばかりになってしまったようです。その差、１．２兆円！
納税者としては減税大歓迎！と言いたいところですが、それでは国庫ももちませんし、減税のしわ寄せが別の増税や値上げを呼び、生活を圧迫する可能性も少なくありません。
年末まで、税制改正問題は頻繁に報道されますので、注目していきたいです。
